はじめに 1985年12月のホノルルマラソンが私の初めての海外の旅でした。その時人々が楽しそうに英語でしゃべっているのを見て英語の重要性に気が付き、帰国後すぐに英会話の勉強をスタートしました。毎朝5時半に起きマラソンのトレーニングをしながら、6時からのNHKラジオ英会話で聞いてたり、また羽島キリスト教会に通いロスアンゼルスから派遣されていた宣教師のランディと友達になり英会話教室で猛勉強しました。お陰で1年余りで英会話をマスター、1986年11月に第7回ニューヨークシティマラソンに行き、1988年4月にボストンマラソン、1989年4月にパリマラソンに行くなど毎年のように海外ひとり旅に行きました。

”人生と旅はひとりがいい”
ひとり旅の良い所は何と言っても自由で気楽で好きなように行動できることです。誰に気兼ねもなく自分の好きなように動きまわれます。英語をしゃべることができると自由に世界中どこへでも一人で行くことができます。高いパッケージツアーで添乗員の後ろを金魚のうんこのようについて回る必要もありません。

私のひとり旅のスタイルは、バックパックを背負い2段ベッドのドミトリー(相部屋)の安いユースホステルやゲストハウスに泊まる貧乏ひとり旅です。そして世界のマラソン大会を走った後、周辺の国々10ヶ国ほどを1ヶ月近くかけて放浪します。

そんな自由気ままなひとり旅を続けて40年間、2023年6月にインドネシアでついに”100ヶ国走り旅”を完結しました。ひとり旅の思い出を綴ります。


1、 1985年12月8日 ホノルルマラソンツアー
2、 1996年4月15日 ボストンマラソン、ロンドンマラソンと世界一周ひとり旅
3, 2011年10月16日 ユーラシア大陸マラソンとトルコ・カッパドキアのひとり旅
4、 2012年9月9日 モスクワマラソンとバルト三国ひとり旅
5、 2014年2月24日 東南アジア諸国ひとり旅
6、 2015年5月1日 万里の長城マラソンと中国3000年ひとり旅
7, 2015年10月11日 シカゴマラソンと米国東海岸ひとり旅
8、 2016年9月25日 ベルリンマラソンとバルカン半島10ヶ国ひとり旅
9、 2017年11月5日 ニューヨークシティマラソンとマチュピチュ遺跡、ガラパゴス諸島ひとり旅
10、2019年5月10日 ポルトガル・南欧・モナコ10ヶ国ひとり旅

番外編

1, 1986年11月1日  ニューヨークシティマラソンのひとり旅
2, 1988年4月18日  ボストンマラソンのひとり旅
3, 1989年4月30日  パリマラソンとスイスひとり旅
4, 1990年4月29日  マドリードマラソンとスペイン・バレンシアのひとり旅
5, 1994年4月30日  ロトルアマラソンとニュージーランドひとり旅
6, 1999年11月21日  タイ・バンコクマラソン
7, 2000年2月11日  第7回エジプトマラソン
8, 2000年6月11日  ブラジル・サンパウロ国際マラソン
9, 2000年12月10日  第28回ホノルルマラソン
10,2001年10月28日  マリンコープスマラソン
11,2010年6月27日   ミッドナイトサンマラソンと北極圏のひとり旅
12,2013年5月5日   ボルネオ・赤道マラソン
13,2023年6月14日  バリ島・ミカと出会うひとり旅








フルマラソン 第13回ホノルルマラソン 1985年12月8日




このとき初めて訪れたホノルルで楽しそうに英語を喋っているのを見て、英会話の大切さに気付きました。
そして、帰国後すぐに英会話の猛勉強を開始。毎朝5時半に起き、トレーニングで走りながら、 6時からのNHKラジオ英会話を聞いて英会話を猛特訓。羽島キリスト教会にも通い、宣教師のアンディと友人になり、いつも英語で会話。おかげで1年くらいで英語をマスター、翌年から毎年ひとりで海外に行くようになりました。

以来38年毎年フルマラソンを走り続け、2023年12月10日、第52回ホノルルマラソンで439回目のフルマラソンを完走しました。






















































1996年4月から勤続30年のリフレッシュ休暇をりようし、ボストンマラソン、ロンドンマラソンに出場。その後イタリアへ足を延ばしてポンペイ遺跡などを歩いてきました。約1ヶ月間心身ともにすっかりリフレッシュすることができました。
今回のひとり旅は、ユナイテッド航空の世界一周格安航空券(105,000円)を利用し、宿泊はすべてユースホステルに泊まったので費用はそれほど掛かりませんでした。イタリアではフィレンチェ、ローマ、ヴェネチュア、ミラノ、ポンペイ遺跡を訪ねました。















































平成23年10月16日(日)第33回トルコ・ユーラシアマラソンに参加してきました。この大会はフルマラソン、15km、8kmファンランのほか、タイムや順位を競わない8kmフリーファンランの計4種目があり、110,000人の参加でした。コースは、トルコ最大の都市イスタンブールのアジア大陸側からスタートし、美しい街並みを駆け抜け、ボスポラス海峡を挟んで2つの大陸をつなぐボスポラス大橋をヨーロッパ大陸側へと渡り、アヤソフィアやブルーモスクが点在する歴史地区を抜け、スルタンアフメット地区のヒポドローム広場でゴールを迎えます。私は世界8大陸目の367回目を6:08:12で無事完走、400回目のフルマラソンを赤道のどこかの大会で完走し、地球上の3極点、南極、北極、赤道のフルマラソンを完走するのが夢です。夢は夢を呼ぶ、夢を持てば人は輝く、夢は生きる喜び………これからも無理せず、楽しんで走り続けたいものです。

イスタンブールはアジアとヨーロッパの2つの大陸を隔てるボスフォラス海峡にまたがっており、よく言われる「東西文化の分岐点」という言葉がまさにぴったりなエキゾチックな都市です。1600年もの間、ビザンチン帝国、オスマン帝国という巨大帝国の首都、世界の中心として栄華を極めました。マラソンの前後には、これら世界遺産に登録されているビザンツ時代を代表する建築のアヤソフィアとその向かいに鎮座する優美な姿のブルーモスク、オスマン朝歴代スルタンの居城のトプカプ宮殿、世界中の物資が流通したグランドバザールやエジプシャンバザールを訪れ、また、ボスポラス海峡クルーズに乗船したり、やガラタ橋のたもとでこんがりと焼き上がるサバサンドを食べたり、世界の若い女性たちとインターナショナルフレンドシップを育んだり、たっぷりとトルコの良さを堪能しました。

トルコ、アンカラ東南部にある世界遺産カッパドキア。まるで地の果てを思わせる不思議な奇岩群がひしめきあう風景は言葉を失うほどの迫力です。古代噴火によって堆積した火山灰や岩が長い歳月をかけ浸食されて生まれた風景です。地下8階にもなるという迷路のような地下都市デリンクユ、未だ研究が続けられている地下都市カイマクル、岩窟教会を博物館にしたギョレメ野外博物館などが見どころです。 幽霊の出そうな“妖精の煙突”、のすべてが、この世のものとは思えない現実離れした雰囲気に包まれています。カッパドキアのこれらの奇岩には、円錐型、尖頭型、円柱型、キノコ型、帽子をかぶっているように見える形のものまであります。レースの後、イスタンブールから3泊4日のカッパドキアツアーに出かけ、洞窟ホテルに泊り、奇岩類を堪能しました。一人旅も自由、気ままで楽しいものです。





第33回ユーラシア大陸マラソンとイスタンブール・カッパドキアの旅





 2011年10月16日 トルコ・イスタンブール
































































































2011年10月16日 トルコ・ユーラシア大陸マラソン





























2011年10月18日 トルコ・カッパドキア



























































































































































































第32回モスクワマラソンとバルト三国の旅




平成24年9月9日(日)第32回モスクワ平和国際マラソンに参加してきました。
1981年8月に約300名で初開催以来、83年には18ヶ国約2,200名、87年には23カ国、7,000名、と徐々にその人気は広がり、90年には、過去最高の30カ国18,000名を超える規模に成長した世界屈指のマラソン大会です。
96年にはコースが一新され、クレムリン横の赤の広場からスタートし、モスクワ川を回りながら普段走ることの出来ないモスクワ中心部の広々とした道を走る世界的にも珍しいダイナミックかつ魅力的なコースとなっています。近年徐々に日本人の参加も増えてきており、今注目の国際マラソン大会です。

今回も、モスクワの中心地、赤の広場からスタートし、クレムリン横のモスクワ川沿いを走るコースで10.5kmの周回コース4回と195m走るのでフル百の仲間とも多く対面できます。フルマラソン以外にも10キロマラソンがあります。コースもフラット、季節的にも湿度が低いため走りやすく、私は388回目を5:24:01で無事完走、400回目のフルマラソンを赤道のどこかの大会で完走し、地球上の3極点、南極、北極、赤道のフルマラソンを完走するのが夢です。夢は夢を呼ぶ、夢を持てば人は輝く、夢は生きる喜び………これからも無理せず、楽しんで走り続けたいものです。

モスクワマラソンの後、サンクトペテルブルクに移動、1泊した後バルト三国の旅に出ました。エストニアのタリンに2泊、ラトヴィアのリーガに2泊、リトアニアのヴィリニスに2泊しバルト三国を巡ってきました。リトアニアでは第2の都市カウナスも訪れ、第二次世界大戦末期、ナチスドイツの迫害を逃れ、6000人のユダヤ人の命を救った杉原千畝氏の偉業「命のビザ」を紹介する記念館を訪れ杉原氏のことを学びました。岐阜県人の誇りです。
バルト三国から再びサンクトペテルブルクに移動、ヨーロッパで最も美しい都市のひとつと讃えられるサンクトペテルブルクの町並みを楽しみました。

今回の一人旅は二段ベッドのユースホステルに泊まり、移動は地下鉄や列車、バスを利用、スーパーの惣菜売り場で地元の料理を買って自炊、節約の旅を心がけました。モスクワやサンクトペテルブルクの地下鉄は完全に一人で乗ることができるようになりました。

22日間という長い旅のためトラブルもありましたが、怪我や病気もなく健康な体で帰国できたことが最大の収穫でした。



ロシア・ナポレオンホステル












ロシア郊外ウラジミールの旅リザパラジェンスキー修道院内のホテル泊







































































ラジジェストヴェンスキー聖堂とスパソ・エフフィミエフ修道院





































































ポクロフスキー大聖堂と赤の広場









































レーニン廟とクレムリンン












































2012年9月9日 第32回モスクワマラソン

































2012年9月10日(月) ウスペンスキー大聖堂、トロイッツエ・セルギエフ大修道院















9月11日 サンクトペテルブルグへの移動

















バルト三国編




サンクトペテルブルグ編













平成26年(2014年)2月24日(月)から3月25日(月)まで1ヶ月、寒い日本から脱出し、暖かい南国で1ヶ月過ごしたいと考え、東南アジア6ヶ国を一人旅で訪れてきました。

東南アジアは乾季のこの時期、雨は一滴も降らず毎日35度以上の乾燥した猛暑が続いています。一方雨季には毎日大量の雨が雨が続き洪水になるそうです。大気は汚染し空気は汚く、水もまた汚くて飲めません。そして道路にはゴミが溢れ返り、野良犬が歩き回っています。貧しい人々はこのような劣悪な環境の中、物売り、物乞い、タクシーやトウクトウク、馬車のドライバーなどで必死に生きるため懸命に働いています。

特に私が滞在した1泊800円〜1400円の安宿の周辺には、汚い身なりで裸足で歩く子供たちも学校にも行かず懸命に働いている姿を見ました。豪華なホテルに泊まるパッケージツアーでは絶対に近づかない危険地帯ですが、私は毎日このような貧しい人たちの実際の姿に接してきました。

それに引き換え、四季が規則正しく訪れる日本は、空気もきれい、水も飲める、ゴミは定期的に回収してくれる、そして何よりも豊かで平和で暮らしやすく、世界最高の国だと気づきました。それが今まで当たり前だと思っていた日本での生活が、東南アジアの人々にとっては天国のような生活なのです。

病気になって健康の有難さを知るように、東南アジアの貧しい人々の生活にじかに触れてみて、改めて日本の素晴らしさを再認識しました。
毎日の愛犬との散歩、庭や家庭菜園の手入れ、気持ちの良いジョギング、家族との何気ない会話など、普段の生活の中にこそ最高の幸せがあることを知りました。

普段のこの何気ない生活の中の最高の幸せ以外に、これ以上の何か特別の贅沢を求めることは東南アジアの貧しい人々に対し、申し訳が立ちません。その思いをユニセフ協会などに寄付して、このような人たちの暮らしが少しでも楽になるよう、今後は自分自身の愚かさを戒めていきたいと本当に感じました。使い残した現地通貨(ベトナムドン、カンボジアクエル、タイバーツ、ラオスキップ、ミャンマーチャット、マレーシアリンギッドなど)があったので、空港のドネステーションボックス(寄付箱)に寄付してきました。これで少しは、気持ちは晴れました。

ベトナム、カンボジア、タイ、ラオス、ミャンマー、マレーシアなど世界遺産に代表される観光地は素晴らしいところでしたが、一方で、このような貧しい人たちとの触れ合いで得られたこの思いをこれからも大切にして生きて行きたいと思います。


以下、10,000枚以上写した写真の中から厳選した写真とその紀行文です。









ベ ト ナ ム 編








カンボジア編








タイ、ラオス編









ミャンマー、マレーシア編



























5月1日(月)第14回中国・金山嶺万里の長城マラソンに参加しました。 このマラソンは、大阪に留学した経験のある中国人、朱さんが中国と日本の友好のために2000年から開催している大会で、北京郊外の金山嶺長城を走ります。

「金山嶺」は北京の北東130kmにある長城で、明代に建設されました。特徴は数百メートルごとにある望楼と呼ばれる見張り台があります。コースは、一般道は走らず殆ど長城を走ります。制限時間は10時間でフルマラソン3時間30分以内の実力がないと完走するのは難しいそうです。フル、ハーフ、10km、5kmがあり、日本人ランナー50名ほど含め1,000人ほどの参加者がありました。去年フル百のホノルルツアーに参加していた松崎さんが、走友のNo.839本内さんのサプライズ応援のため来ていましたが会えず、急遽レースに参加しました。望楼をつなぐ上り下りの厳しい階段(最大斜度60度)が多く続き、ここまできついコースとは考えてもいませんでした。登りは四つんばい、下りは壁をつたって降りなければ転落の可能性が有ります。私は1周目で7時間もかかり、残りを走る時間が無くなったので15qでリタイアとなりましたが、金山嶺長城の15qを辿ることができ大満足でした。おまけに完走テープを切ることができ、また完走メダルも掛けてもらうことができました。アットホームな大変良い大会でした。

マラソンの前後には北京や西安、上海、蘇州、無錫を訪れました。
北京では、故宮や天安門、 天壇公園、圜丘、西暦10世紀に建造されたという美しい島と宮殿、中国に現存する王宮庭園の中では 最古の北海公園を訪れました。また、路線バスに乗って北京の長城の中でも最も有名で、連日多くの観光客があふれている八達嶺長城に行き、傾斜の急な西側の男坂に上りました。北京に5泊し、西安に移動、世界8大奇跡といわれる世界文化遺産の秦始皇帝秦俑博物館の兵馬俑を見学、兵馬俑は中国初代皇帝の始皇帝陵を永遠に守る陵墓の副葬品として埋葬された今衛師団です。その数8000体それぞれ異なった風貌、等身大の大きさで高さ平均1.8m、その景観に圧倒されました。さらに翌日、陝西省歴史博物館、大雁塔、鐘楼など見学、3泊し上海に移動しました。上海では2階建ての観光バスで上海7大スポット南京路、外灘、豫園、東台路、新天地、博物館、田子坊を訪問、翌日は蘇州、無錫を訪れました。

今回の旅は11泊、12日で中国東方航空格安航空券(セントレア→北京→西安→上海→セントレア)が55,000円、11泊ホテル、ユースホステル代が32,000円、その他食事、観光など23,000円合計110,000円の費用で済みました。中国の物価は安く、小籠包(しょうろんぽう)や米粉のヌードルも安くておいしい味でした。今回訪れた5都市で地下鉄やバス、列車を使って移動、ひとりでも自由に行動できるようになりました。

中国に1週間もいると良いことも悪いことも経験します。
北京から西安に空路移動する日、7時にホテルの朝食をとり地下鉄駅まで移動したが、ホテルのポーターが重いスーツケースを引いて駅まで運んでくれ、階段を下るのも下ろしてくれた。地下鉄では、職員がスーツケースの運搬と乗り換えの案内をしてくれ大変助かった。乗り換えた駅、西直門では前の駅から連絡があったとみえ、職員が降車車両の前で待機してくれており、スムーズに効率よく北京空港まで地下鉄で移動できた。皆さんに感謝しなければならず 、北京の人たちの日本人に対する親切な対応がよく分かった。
反日感情とか歴史問題とか言われているが、それは政治家レベルだけの話で庶民レベルでは、日中友好がドンドン進んでおり、政治家も庶民を見習うべきであろうと思います。

とは言え、この6日間、中国の地元の人たちの日常生活をまじかに見て、直接触れ合ってきた経験から言うと、親切なことに驚いたが、反面、中国の人たちの嫌な面も多く見てきました。
中国人気質を一言で言うと「今が良ければそれでよい」だそうで、実際現地で触れ合った
中国の一部の人たちは、他人への迷惑や人が嫌がることも平気で行う、自分のことだけを考えて行動する人が一部ではいるがいることがよく分かっりました。
 
1、入場券やチケットを買うのに並んでいても、平気で割り込みをしてくる。
 
2、そこに立っていると他人の邪魔になるよ うなところに平気で立って人の流れを邪魔する。
 
3、人にぶつかっても平気でなんとも思わない。また、押し合い、圧し合いが好きな国民性なのか、人の集まるところでは、押し合い、へしあいしている。
 
4、地下鉄の乗り降りでは、降りる人に道を開けようとか、待っていようという気持ちはなく、我先に乗り込み、降りる人とぶつかる。時には降りれない人もいる。
 
5、平気で道路に唾を吐く。
 
6、ゴミを道路に捨て、道路はゴミでいっぱいだ。
 
7、ホテルのフロントの人や駅員に質問している最中に、突然割り込み、話し出す。他人が話し中なら自分は後ろで待っていて、その人の話が終わってから話そうという気がない。
8、人も車も交通信号は守らない。横断歩道を渡っているとき、車は止まってくれると思ったらとんでもない、轢かれてしまいます。
9、どこであろうと大声でどなり、しゃべりまくる。外国人は、耳を押さえている。
10、ホテルのフロント以外では、英語で尋ねても、英語では喋らない。

中国の教育はどうなっているのだろう 。このようなことは小さい時から教えなければならないことだと思う。同時に、「人の振り見て、我が振り直せ」・・・今回自分でも十分に注意しなければと思いました。

以下、数千枚ほど写した中から厳選した写真とその紀行文です。







万里の長城マラソンと北京編



























































































































西安・上海編へ




























































































2015年10月11日(日) シカゴマラソンを走り、423回目を無事完走しました。
天候は、快晴で風もなく絶好のマラソン日和、多くのランナーが摩天楼の街、シカゴを駆け抜けました。
シカゴマラソンの良いところは、早いランナーにも遅いランナーにも優しい大会だと感じました。
一応、関門は6時間半となっているが、走る意欲さえあればいつまででも道路を走らせてくれるし、応援も途切れることはありません。シカゴの名所旧跡はすべて囘コースとなっています。そして、何時間でもゴールすればメダルが貰えます。

これであとベルリンマラソンを走れば世界6大メジャーマラソンの完走となります。




2015年シカゴマラソンと米国東海岸ひとり旅 レポート

























































































2016年9月25日に第43回ベルリンマラソンを6 時間台で完走し、世界6大メジャーマラソンと429 回目のフルマラソンを完走しました。
当日は快晴、無風、寒くもなく暑くもなく絶好のマラソン日和となりました。
4 万 5 千人を超える参加者でスタートエリアが後ろの私は、スタートラインを越えるのに 30 分以上かかり、関門は 6 時間に縮まってしまいました。
コースは高低差20mのフラットな上、戦勝記念塔やベルリン大聖堂などの観光名所も巡ります。
全コース鈴なりの沿道の応援を受け、冷戦時代にはくぐることができなかったブランデンブルグ門をくぐれば、ゴールはすぐ目の前。
沿道の応援も約 100 万人と街全体がマラソン一色に染まる 1 日です 。 何とか頑張って 6 時間台でゴールしましたが、ファイナルランナーに近かったので沿道から大きな声援を受けました。

マラソンのあと、バルカン諸国8ヶ国のひとり旅に出かけました。
最初にスロベニアの首都・リュブリャナに移動、3泊してブレッド湖やポストイナ洞窟を観光しました。
次にクロアチアに移動、首都・ザグレブやプリトヴィッツェ、スプリット、ドブローニクを観光しました。

更にモンテネグロやアルバニア、マケドニア、コソボ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビアなど8ヶ国を34日間にわたってひとり旅、東ヨーロッパの初秋を満喫しました。
出発前から入念に計画を練り事前の準備を完璧に行い、周到な計画を作ったおかげだ何のトラブルもなく、計画通りに行動できました。

バルカン諸国はかつての旧ユーゴスラビア連邦から民族や宗教などにより長い紛争、戦争を経て独立し現在の国々になりましたが、マケドニア、コソボなどはまだまだ国力の回復にはほど遠く人々は貧しい暮らしを余儀なくされています。飼い犬を飼う余裕もなく犬たちは野犬となってうろうろしています。
小さな子供たちや大人たちが道端に座って通る人たちに物乞いをしています。大人たちは昼間から仕事もなく公園のベンチに集まってただごろごろしています。
それに比べて日本は如何に恵まれているか、仕事さえ選ばなければ仕事にありつけ、働けないということもありません。豊かで平和で安全で、食べ物の美味しい、美しい国土に恵まれている日本、こんな素晴らしい国は世界中どこにもないと思います。神武天皇以来2700年続くこの素晴らしい日本を自分たちの手で守り、子孫に伝えていかなければいけないと決意しました。

今回のバルカン諸国の旅で自らの国を自分たちの力で守ることがいかに大切であるかを学びました。

今回の旅のおよその費用は、航空券103,775円、バス代 27,520円、宿泊代 81,894円、現地食事代その他 17,000円で総費用23万円でした。現地の物価が安く食事代など安く済んだこと、日本食の材料を持って行き自炊を多くしたことなどで現地食事代その他が17,000円で済んだことが助かりました。

23万円で34日間バルカン諸国を旅できますから皆さんもお出かけになってはいかがですか?




2016年第43回ベルリンマラソンとバルカン半島34日間 ひとり旅 レポート

















































































スロヴェニア・ポストイナ洞窟























クロアチア・ザグレブ


















クロアチア・プリトビッチュエ湖群



























クロアチア・スプリット














クロアチア・ドブローブニク
































アルバニア、マケドニア、コソボ










































ベオグラードベオグラード




























2017年 ニューヨークシティマラソンとマチュピチュ遺跡・ガラパゴス諸島 ひとり旅



幸運にも2017年11月5日のニューヨークシティマラソンの3回目の抽選に当たり、マラソン後、ペルーのクスコから行く”死ぬまでに一度は行ってみたい”「マチュピュチュ」やエクアドルのガラパゴス諸島に行ってきました。

11月3日(金)は、ニューヨーク・アップタウンとダウンタウンをめぐる2階建ての乗り降り自由バスチケットで、エンパイアステートビル、タイムズスクエア、ロックフェラーセンター、マディソンスクエアガーデンなど、主な見どころを自由に観光しました。
マラソン前日の11月4日(土)は、「インターナショナルフレンドシップラン」を走りました。国連本部に集合し、8:30 スタート 44St.−1番街 9:00 ⇒ 西に向かい42St.を右折 ⇒ 北に向かい 6番街を右折、54Str.の6番街がゴールしました。
11月5日(日)は、432回目のフルマラソン、ニューヨークシティマラソンは3回目で、制限時間がないので何時間かけて走ってもOKなので安心です。

マラソンの後最初に訪れるペルー・古代インカ帝国の首都、世界遺産の街クスコ、太古の昔に作られたとは思えない、先人の英知の結晶ともいえる石造りの礎や、この地に新しい楽園の建設を目指したことがありありとわかる瀟洒な建物があり、 1. カテドラル 2.サント・ドミンゴ 3.コリカンチャ 4.サクサイワマン 5.ケンコー 6.プカ・プカラ 7.タンボ・マチャイなどをシティツアーで訪れます。マチュピチュ遺跡には、クスコ・ポロイ駅から約3時間列車に乗って向かい、シャトルバスで遺跡入口に行き巡ります。今年の7月から規則が変わり、必ずガイドを雇って観光することが義務ずけられました。マチュピチュ遺跡には、2泊し翌日は、午前中ワイナピチュの丘に単独で登り、さらに午後再びマチュピチュ遺跡をガイド無しで観光できます。3日目もマチュピチュ温泉に入ったり、インカの道を散策して夕方の列車でクスコに戻ります。

クスコからは空路リマ経由でエクアドルの首都、キトに移動し、ガラパゴス諸島を訪れます。ガラパゴス諸島をクルーズツアーで行けば1日4万円、5日間のツアーでは20万円ほどかかります。しかし、定期船を利用すれば往復6,000円の船賃とホテル代25$で済みます。次のような日程でサンタ・クルス島、サン・クリストバル島、イサベラ島を歩き回って、ダーウインの進化論の珍しい生物を撮影しました。
現地にいた日本の方にアドバイスしてもらいました。

15日:ガラパゴス到着、サンタ・クルス島観光、サンタ・クルス島泊
16日:7時サンタ・クルス島出発→9時サン・クリストバル島着、観光。サン・クリストバル島泊。
17日:7時サン・クリストバル島出発→9時サンタ・クルス島着。昼食をサンタ・クルス島でとったのち、14時サンタ・クルス島出発→16時半イサベラ島着、観光。イサベラ島泊。
18日:イサベラ島観光ののち、15時イサベラ島出発→17時半サンタ・クルス島着、サンタ・クルス島泊。
19日:ガラパゴス出発

キトでは、シティツアー(http://quitotourbus.com/en/quito-city-tour/)で市内の名所旧跡を回り、午後は路線バスで赤道記念碑に行きます。
また、キトの郊外にミンド雲霧林と呼ばれる素晴らしい雲霧林があります。エクアドルの首都キトから車で2時間。標高2800mのキト市街から1000mほど下がった「雲霧林」と呼ばれる地域に小さな街“ミンド(Mindo)”です。この街を囲む一帯は、適度な湿気と気温(年間通じて20〜25℃程度)で、豊かな水と森に野生種の蘭をはじめ、熱帯性の様々な植物、400種類の野鳥が住んでいる楽園のような地域です。現地駐在の日本人の方と知り合い、このミンド雲霧林を教えてもらいました。宿泊するロッジを紹介してもらいました。ここで1泊して、思う存分野鳥たちを撮影しました。

費用  23日間  36万円
名古屋ーニューヨーク 往復航空券     73360円
ニューヨークーペルー・クスコ 片道航空券 50846円
クスコーエクアドル・キト 片道航空券     33600円
エクアドル・キトーガラパゴス諸島 往復航空券 46888円
エクアドル・キトーニューヨーク 片道航空券 50038円
クスコーマチュピチュ遺跡 列車切符     21100円
マチュピチュ遺跡入場券*1         13300円
英語・混載ガイド             3300円
マチュピチュ村ー遺跡シャトルバス往復チケット 5500円
Hi - New York City 11/02〜11/07 5泊 32297
タンボ イン マチュピチュ オスタル予約 2泊 朝食付き 8012円
クスコ・ツクナホステル 予約 3泊 朝食付き 7478円
エクアドル・キト              2172円
ガラパゴス諸島・ホテル(Hospedaje Carliza II Backpackers) 4泊 9984円
キトホテル  Hostal Luz_riofrio 3泊 2841円

合計  360,716円

この旅での気付き。

まず第一は、日頃からマラソンなどで鍛えた体力と強い精神力(やる気)、それに綿密に検討して練り上げた計画が完璧であれば、必ず達成できることを身をもって体験しました。
第二は、お金がなくても工夫次第で、すべてを自分自身でやれば格安に旅できることを体感しました。
当初マラソンのあと、南米大陸へ行きたいと思いパックツアーを調べるとマチュピチュ遺跡で80万円、ガラパゴス諸島でも80万円と大変な費用が掛かるのでパックツアーをあきらめ、すべて計画から航空機の手配、ホテルの手配など、すべてを自分で手配、パックツアーの4分の一以下の貧乏ツアーを実行しました。

これで、世界93ヶ国の訪問を達成しました。これからも健康に気を付け、世界100ヶ国ひとり旅達成を目指して頑張ります。

     喜寿近く夢とロマンと恋求め自由気ままな夢ひとり旅

以下23日間の紀行文をお楽しみください。



ニューヨークシティマラソン





























































ペルー・マチュピチュ遺跡































































エクアドル・キト

























ガラパゴス諸島















































































ミンド雲霧林のハチドリ






























































南欧・モロッコ 35日間ひとり旅のレポート






2019年5月9日から6月12日まで35日間、南欧・モロッコをひとり旅で巡ってきました。
この旅は世界100ヶ国訪問を目指す旅で、これで98ヶ国訪問となりました。

最初、94ヶ国目のポルトガルを2週間訪れました。ペーナ宮殿やヨーロッパ最西端ロカ岬のあるシントムや第三の都市「学びの都」コインブラ、第二の都市、ポルト、ポルトの北「祈りの街」ブラガ、ギマランエス、古都ヴィゼウ、カステロ・ブランコ、世界遺産のエヴォラ、「王妃の村」オビドス、世界遺産の修道院のあるアルコバサ、バターリャ、リゾート地ナザレ、そしてキリストの聖地ファティマを訪れました。
ポルトガル各地には風力発電のプロペラが至る所で回っており、また水力発電所のダム湖の上に太陽光発電パネルを敷いて発電しているなど、再生可能エネルギーだけで国民の必要電力を賄っている優秀な国です。

次に95ヶ国目のアンドラを訪れました。ピレネー山脈のふもとにあるヨーロッパで6番目に小さい美しい国です。96ヶ国目はヨーロッパで2番目に小さいモナコを訪れ、たまたま行われていたF1グランプリレースを見ました。モナコからヨーロッパで3番目に小さい97ヶ国目サンマリノへは鉄道で移動し、山の上にあるホテルに泊まり世界遺産の三つの城砦を観光しました。

最後に98ヶ国目となるモロッコを訪れ、2泊3日のサハラ砂漠ツアーで、日の入、日の出前後の各1.5時間ラクダに乗ってサハラ砂漠を歩きました。その後、「ローズピンクの街」マラケシュ、映画の舞台カサブランカ、迷宮都市フェズ、世界一の青い街シャウエンを訪れました。

この旅は半年前から全力投球で計画を立て、航空券の購入、宿の予約、鉄道、バスチケットの購入、行動計画の策定などすべて自分で行いました。宿泊は、2段ベッドのドミトリールーム、食材を日本から携行したり、マーケットで総菜を買って自炊するなどで節約し、パッケージツアーなら150万円ほどかかる費用を33万円に納めました。

今回の旅でいくつかのトラブルがありました。もう旅を続けることができないのでは・・・と思う時もありましたが、いつも誰かの助けでうまくいきました。
このようなトラブルは、これからの人生においても起きることでしょう。
そのような時に解決するヒントをこの旅で見つけることができました。このことが大きな収穫でした。

旅は人の心を豊かにしてくれます。そして、知らなかったことを気づかせてくれるのも旅のお蔭です。
ちょっと無理をしてでも、知らない世界や異なる文化を訪れることは、人生を何倍にも豊かなものにしてくれました。

これからも世界100ヶ国訪問達成を目指して旅を続けます。



ポルトガル









































































































































































































































































































































































































































アンドラ公国

























南フランス・ニース














































モナコ公国

























サンマリノ共和



































































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モロッコ・マラケシュ























































モロッコ・サハラ砂漠2泊3日テント泊ツアー


























































































































































モロッコ・カサブランカ








































モロッコ・フェス
































































ブルーの街 モロッコ・シャウエン














































































































































に続く




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